Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
Leggi 大菩薩峠19 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 319.771 caratteri · 617 schermate
ついさき程は叡山四明ヶ岳の上で、大いに時事を論じていたと見たが、もう京洛の真中へ入り込んで、こんな行動をとっている。また油断も隙もならぬ者共です。
しかし、今晩のような夜空に、こんな風をして、ここらを彷徨するということは大なる抜かりで、早くも轟の源松の注視を受けたということは、大なる不覚と言わなければなりません。
こうして二人は河原を三条の橋の橋詰まで来ましたが、橋に近くなると、彼等もズルイ、急に沈黙を守り出して、木と、茅と、石と水との中に没入し、人をしてその痕跡を認めしめない芸当は心得ていたようです。
揚雲雀というものは、中空高く囀りつつ舞っているが、己れの巣へ降り立とうとする時は、その巣より遥かに離れた地点へ着陸して来て、そこから麦の株や、畦の間を、若干距離のあいだ潜行して来て、はじめて己れの巣にありつくものだが、この二人の壮士も、その鳥跡に学ぶところあって、川渡りの地点は巣に遥かに遠いところであったが、そこから橋の袂の元巣までたどりついた間の行動は誰にもわかりません。
しかしまた、上手な雲雀取りは、右の雲雀の着陸点をまず認めておいて、そのあとをひそかに追ったり、前路を考えて、これを要したりすることもあるように、轟の源松も、いったんは橋から河原へ飛び下りたが、それより後の行動は、月にも水にも知らせ