Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
なのだ。
長五 本所から深川、方々のお邸の部屋部屋へかけて壺を握らせりゃまず並ぶ者のねえと言うお前がバクチが嫌いだと言う。だが一度無職の飯を食ったものがまた田の中へ這いずり廻ろうとして出来る相談じゃなかろうぜ。それよりも、兄きも言ったムシャクシャ腹、世の中をハスッカイにシャシャリ歩いて、癪に障る奴等にツバぁ吐きかけながら渡るのが、分別だろうぜ。御時世が変るだの何だのと方々でワイワイ騒いでこそいるが、どうせどっちに転んだとて所詮が、二本差した奴か物持ちの奴等の話だ。堂を取るのが狼になるか虎になるか、それだけのことよ。糞面白くもありはしねえ、勝手にしろさ。
仙太 まだ言うのか、長五?
長五 何度でも言うぞ。お前は阿呆だ。夢を見ている阿呆だ。先程はお前に睨まれてギックリしたが、今度あ怖くはねえ。
仙太 (立上りかけるがフと自ら顧みて)ウム……くらやみ、もうお前、行ってくれ。(下を向く)
長五 (言いつのる)そうだろうが! 世の中が立直しがあるとか何とかで変にゴタゴタとグチハマに騒ぎ出したなあ今日や昨日のことじゃねえ。方々で飢饉凶作打続いて、食えねえ人間がウヨウヨしているのも、五年や十年のことじゃねえぜ。