Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
町方から御手代配下御出役、その上に火消しまで出張って、せきにかかっているが止ることじゃない。お前さん方も早く加勢に来てくれろ。実ぁ本宿手前の土橋をさ……たしかここからも見えるはず……(右奥へ行き遠くを指して)ほら、あれだ。あの橋を落して、夢中になって後から後からと押して来る奴等を、いやおうなしに川へはめちまおうと言うので、火消しの連中と弥造さんの手の人とが引落しにかかっているが、まだ落ちねえ。早く加勢に来てくれ!
半助 よし! それ行け!
仙太 (前に立ちふさがる)待った! 言いてえことがあると言うのはここのことだ。弥造の兄弟分で一揆を川へ落そうとするからにや、ことぁ念が入ってらぁ。そこを動くと踊りをおどらせるぞ!
半助 退けっ!
トタンに右奥遠くでドドドと土橋が水へ落ちる音。それに混って多勢の叫声、悲鳴。エエジャナイカの騒音。長五と子分三と手先が「オッ落ちた」と言ってその方を見る。
半助 それ、此奴等を眠らしちまって駆けつけろ!
半助初め四人ドスを引っこ抜いて二人に突いてかかる。
長五 (殆んど冗談半分に)そら、突け、やれ突け!(子分二と三のドスを三、四合引っぱずして置いて持っている棒で相手の頸の辺をなぐり付ける)そっちじゃねえぞ!