Classici giapponesi con furigana
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Leggi 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 122.347 caratteri · 243 schermate
言ってもわかるめえが去年の暮、筑波に開帳の賭場、それを仙太が荒しに来て有金ソツクリさらって逃げ出したのを取戻そうと追うたのを仙太が斬った。俺ぁ、善悪を言ってるんじゃねえ。そりゃ仙太にもそうしなければならねえ訳が有ったのだろうが、丁度、俺ぁその時、筑波の瀧次郎どんの控所に転がり込んでゴロゴロ厄介になっていた。もっともあの晩は他所へ行って居合わさなかったがな。ウフフフ。門前町で次の日まで居続けて、その翌日帰って見るとコレコレだ。ふだん仏と異名のあるくらいおとなしい貸元だ、部屋の者もみんなおとなしいや、親分が殺されて唯もう泣いている。ダラシのねえ話。俺も初手は黙って見ていた。が、このまま仙太を追放しといて仇も打たなけりゃ、他の親分衆に挨拶も出来なくなるし、せっかくの仏瀧一家の名跡も絶え、渡世の看板もこれですたれる、どうしたもんでしょう、くらやみの、と泣き付かれて見りゃ、ははんそうかねで見過して居れるかい? その上一宿一飯、俺ぁ渡世に親分も子分もねえ風来坊だが、ならずもんの義理ぁ知っているんだ。……話に聞きぁ、お妙さん、お前も甚伍左てえ、えらもんの娘だ、ここのユクタテ多少はわからねえことぁあるめえ。