Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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てんのう

天皇

蜷川 新

Leggi 天皇 (てんのう) di 蜷川 新 (にながわあらた) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 136.036 caratteri · 269 schermate

Aozora Bunko

いわゆる百姓一揆は、維新前にもあった。しかしながら、維新後のほうが、はるかに激しいものであり、またその度数も多かったことは、すでに歴史家によって明らかにされている。それは、武家政治にたいして、農民が憤激した事件よりも、明治政府となった後の天皇政治にたいする不平のほうが大きかったことを物語る史実である。

徳川幕府時代、二百七十年を通じて、百姓一揆は千五百件もあった。その一揆は、幕府にたいする不平ではなくて、地方の大名や、大名の臣下にたいする、小さな不平であった。

西暦一七二六年、美作津山におこった八千人の百姓一揆は、「殿様にうらみあり。」という表現をもっておこなわれた騒擾であった。一七四七年、出羽の上の山に生じた三十一ヵ村の百姓一揆も、おなじ種類のものであった。また一八二三年、紀伊の十三万人の百姓のおこした百姓一揆も、おなじ性質のものであった。いっぱんに、幕府時代の百姓一揆は、「幕府を仆せ」というような、大規模な革命的のものではなかった。

幕末の一八六六年、すなわち長州征伐のあった時代には、地方に、四十件の百姓一揆がおこったと伝えられている。それは、地方大名の虐政にたいして生じたものである。