Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

じょなん

女難

国木田 独歩

Leggi 女難 (じょなん) di 国木田 独歩 (くにきだどっぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.695 caratteri · 45 schermate

Aozora Bunko

と、それから巻舌で長々と述べ立てましたところを聞きますと、つまりこうなんです、藤吉がその日仲間の者四五人と一しょにある所で一杯やりますと、仲間の一人がなんかのはずみから藤吉と口論を初めました。互いに悪口雑言をし合っていますうちに、相手の男が、親方のお古を頂戴してありがたがっているような意久地なしは黙って引っ込めと怒鳴ったものとみえます。それが藤吉にグッと癪に触りましたというものは、これまでに朋輩からお俊は親方が手をつけて持て余したのを藤吉に押しつけたのだというあてこすりを二三度聞かされましたそうで、それを藤吉が人知れず苦にしていた矢先、またもやこういうて罵しられたものですから言うに言われぬ不平が一度に破裂したのでございます、よけいなお世話だ、親方のお古ならどうした、手前はお古を貰うこともできまいと、我鳴りつけたものとみえます。そうすると相手はあざ笑って、お古ならまだいいが、新しいのだ、今でも月に二三度はお手がつくのだと悪たれたのでございます。藤吉はこれを聞きますが早いか、『よし、見ていろ』とすぐそこを飛び出して家に帰るとお俊をたたき出してしまう了見でぶらぶらと帰る途中、私に逢ったのでございました。