Classici giapponesi con furigana
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いかなるほしのもとに
如何なる星の下に
高見 順
Leggi 如何なる星の下に (いかなるほしのもとに) di 高見 順 (たかみじゅん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.508 caratteri · 236 schermate
漫才では先輩のぽんたんが、齢は下でも兎家ひょうたんこと末弘春吉の兄貴分になった。
「どうですか」
私は改めて言った。「どうですか、舞台の方は」
「や、まあ、おかげさまで」
末弘は、いや兎家ひょうたんは早くも漫才屋の仕事を身につけた感じの滑稽な揉み手をして、
「なッかなッかムツカシイあるですわ。そうそう、倉橋さん、こういうネタはどうですか。まあ聞いて下さい」
軽く手を打って、
「飛行機をですな、一台献納しようと思って一生懸命貯金している。こう出るんですな。早く百円にならないかと一生懸命になっている。百円? と、ここで相棒が、――百円で飛行機を一台買えるつもりですか。買えないですか。冗談言っちゃいけません。そんなに高いものですか。そりゃ、あんた、飛行機一台買うには五百円くらいなけりゃ……」
「ハッハッハ」私が笑うと、
「おかしいでしょう?」彼は怒ったような顔で「おかしいわけなんだが、これがドッとこない。笑ってくんねえンで」
「ふうむ」
「五百円でほんとに飛行機が買えるとでも、思ってんのかもしれないが。――いやなかなか難しいですわ」
泣き笑いのような顔をした。私は朝野の話と一脈相通ずるもののあるのを感じた。