Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ようかいがくいっぱん

妖怪学一斑

井上 円了

Leggi 妖怪学一斑 (ようかいがくいっぱん) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 11.905 caratteri · 23 schermate

Aozora Bunko

上、多少基づくところがあって言うのである。また、『日用晴雨管窺』という本の中に、晴雨を予知するところの歌が出ております。今、その二、三を挙げてみますると、

夢見るは雨と日和のふたつなり

かわらぬ時に見るはまれなり

鳥の声すみてかるきは日和なり

おもく濁るはあまけとそしれ

今度は少しきたないのですが、

小便のしげきは日和、飲水の

はらに保つを雨と知るへし

蚤や蚊の極めてしげく食ふならば

雨のあがりと雨気つくころ

香の火の何より早く立ちぬるは

雨のあがりと雨気つくころ

ね心の悪き夜ならば雨と知れ

偖ては盗人油断ばしすな

右の歌によって、天気の晴雨を知ることができる。また、俗に寒割ととなえて、寒中の三十日をもって一年にかたどり、それによって年内の天気を知ることができると申します。また、一年中の出来事を知る方法があります。たとえば、雪は豊年の貢ぎととなえて、雪がたくさん降ればその年は豊年である、あるいは烏が木の梢に巣を作るときは、その年は出水がある、また、木の根に巣を作るときは、その年は大風が起こる、すなわち烏が風雨を知るという話があります。また、柳の繁殖する年は豊作である、蛍火のない年は秋の田の実りがいいというようなことを、通俗に申し伝えております。