Classici giapponesi con furigana
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
Leggi 小説 圓朝 (しょうせつ えんちょう) di 正岡 容 (まさおかいるる) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 163.270 caratteri · 325 schermate
お前の大師匠は名代の大人しい人だったが、怒るよこりゃ。それでも根が大人しい人だから、その弟子たちにはウムウムとわかってやっていたが腹ン中は煮え繰り返るようだったんだろう、そこへしらずに師匠の小さい娘さんが何か貰いにいったら、馬鹿ァといきなり焼火箸を叩き付けた」
「…………」
「さてそれほどの事をしてでていっちまった小勝さんたちがだよ、さてすっかり売り出してしまったとなったら、どっちからともなく歩み寄ってきてサ、初代の死ぬときなんざ、お前の師匠よりもかえって小勝さんのほうがよく面倒をみただろう。初代もまた心から喜んで小勝や小勝やってその介抱を受けて死んでいきなすった」
「なあるほど」
いよいよ圓朝に分ってきた、文楽師匠のいおうとするところが。
「おっとまだあるんだ圓朝さん、大事な話が」
明るく笑って、
「うちの師匠、先代文楽だ、お前さんは知るめえが本芝にいて、大阪で文治さんの聟になってその四代目を襲いでよ、それから江戸へかえってきて楽翁になったり、大和大椽になったりした人だったが、巧かったね全く。江戸噺と上方噺と使い分けのできるどうして素晴らしい名人だった。