Classici giapponesi con furigana
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しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
とゴルドンは富士男の手をとった。と富士男の全身がわなわなとふるえている。
「きみ、寒気でもするんじゃないか」
「いや」
と富士男がうめくようにいった、かれの面はあおざめ、ひたいには玉のような汗が浮いている、だが、星影くらくだれも知るよしもない。次郎はさらに決然といった。
「ね、兄さん、ぼくに義務があるでしょう、ぼくをやらしてください」
「富士男君、これはなにかわけがあるんだろう、なにも次郎君ひとりがこの大任にあたる義務があるとは思えない、ね諸君!」
「そうだ」
「ドノバン君、ぼくはいっさいをざんげしよう」
と次郎が声をふるわしていった。
「次郎! 待て次郎!」
と富士男がさえぎった。
「いいえ、兄さん、ぼくはもうひみつにしておくことが苦しいんです、いっさいをざんげして、みなの制裁を受けたいんです、ゴルドン君、ドノバン君、みんなきいてください、諸君を父母の手からうばい、この無人島の二年の苦しみをなめさせたのは、みな、僕のいたらぬしわざからです、サクラ号が海に流れでたのは、ぼくが諸君をたわむれにおどろかそうとして、ともづなをといたからです、船がしだいしだいに沖へ流れだしたとき、ぼくはあわててとめようとしました、だがそれはむだでした、諸君、ぼくの大罪をゆるしてください、そしてつぐないのためにぼくにこの大任を命令してください