Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate
洞の上の岩壁には、見張りが立ち、八方に注視した、洞の表と裏には、各ふたりずつの見張りがおかれた。
一同の悲愴な決意を見るにつけ、ケートは心のなかで泣いた、少年らがいかに胆力があり、知恵があるとしても、悪漢どものすぐれた体格や、悪にかけては底の知れない悪知恵をもったかれらとくらべれば、とうていおよびもつかない差がある。
「こんなとき、イバンスがいてくれたら、どんなに力強いことだろう」
十一月二十七日は、朝からむしむしと暑苦しい日であった。空は重々たる密雲におおわれて、遠くで雷鳴がいんいんとひびき、なんとなく大あらしの前兆をつげる空もようである。夜の九時ごろ、あかりもきゆるかと思われるものすごい電光が流れたかと思うと、天地もさける一大霹靂が耳をつんざいた。これをきっかけに、電光は青赤色のほのおをはいてたえまなく光り、岩上に落花するごう然たる落雷のひびき! 天地もために顛倒するかと思われるばかりである。守備をかためた年長組は思わず耳をおおい、地にふし、幼年組は寝台にとびこんで、毛布のなかに頭をつきこんだ。
戸がわをかためた富士男、ドノバン、バクスターの三人はかわりがわり洞外のようすを知ろうとするのだが、戸をなかば開かないうちに、するどい電光が矢のように流れ、眼をいすくめる、天は一面赤火光にもえ、湖水は天の色を