Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

しょうねんれんめい

少年連盟

佐藤 紅緑

Leggi 少年連盟 (しょうねんれんめい) di 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 110.920 caratteri · 219 schermate

Aozora Bunko

「そんなものは役にたちません、食べてしまうほうがいい」

サービスとモコウがあらそっているのを見て、ほかの少年たちはサービスをからかった。

「サービス君、きみはこのだちょうを名馬になるなるというが、いっこうに名馬にならないじゃないか」

「あわれなる友よ」とサービスは妙な声でいった。「千里の馬ありといえども、伯楽なきをいかにせん、千里のだちょうありといえども、きみらには価値がわからない」

「文句をいわずに乗って見せたまえ」

「しからば乗って見せてやろうか、だちょうの快足とぼくの馬術を見て、びっくりしてこしを抜かすなよ」

サービスはこういって、だちょうの首をしずかになでた。

「おい、しっかり走れよ」

かれはまず、その首に手綱をつけた、それから両眼に目かくしをかけ、バクスターとガーネットにひかせて、しずしずと広場の中央にあゆみよった。

一同はかっさいした。サービスは得意満面、やっと声をかけて、だちょうの背に乗らんとしたが、だちょうがおどろいてからだをゆすったので、つるつるとすべって、草の上にどしんと落ちた。

「やあ、どうした、天下の大騎手」

少年らはうちはやした。

「だまって見ておれ」