Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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やまへかえったやまがら

山へ帰ったやまがら

小川 未明

Leggi 山へ帰ったやまがら (やまへかえったやまがら) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 2134 caratteri · 5 schermate

Aozora Bunko

「すずめが鳴いていたので、お仲間入りがしたくなったんだね。」と、英ちゃんが、いいました。

「きっと、そうだろう、忘れていた山奥の林や、父鳥や、母鳥のことを思い出したのだよ。」と、兄さんが、いいました。兄さんも、いつしか、やまがらは帰ってこないと思ったのでした。

その晩には、寒い木枯らしが吹きすさびました。翌日起きてみると、屋根も、圃も、木のこずえも、霜で真っ白でありました。あらしの中で、はじめの夜を過ごしたやまがらは、どうしたであろうと、兄弟は、心配しました。

「すずめたちと同じ木に止まって、小さくなって、寝たかしらん。」

「すずめは、やさしい鳥だから、意地悪なんかしないよ。」

「そうだ、僕、鳥屋のおじさんに、きいてみよう。」と、英ちゃんが、いいました。

いつも、学校の帰りに、鳥屋の前に立って、いろいろの鳥を見るので、よく顔を知っているおじさんに、きいてみようと思ったのでした。

あくる日、やまがらのことを心配しながら、学校の帰りに、その店の前までくると、ちょうどおじさんは、日当たりの入り口で、鶏の小屋をそうじしていました。そして、英ちゃんが、やまがらの逃げた話をして、どうしたろうときくと、おじさんは、ほうきを動かしながら、