Classici giapponesi con furigana
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
Leggi 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉 (こうせつきょうほうずえ) di 林 不忘 (はやしふぼう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 365.120 caratteri · 728 schermate
数。もとより何かの数を語るものではあろうが。
それはさておき、守人のこの夜あるきも、単なる散歩にしては危険が伴い過ぎる。かといって、どこと定まる目的もないらしく、今夜のように足にまかせてほうつきまわるのだが、公儀を向こうへまわす身にとっては寸刻の油断もあってはならぬ。ことに、今日このごろのように浪士狩りが辛辣になって、しかもああ顔を見識られていることを思えば、守人も今さらのように身内が引き締まるのを覚えるのだ。
国表里見無念斎の道場において、師範代の遊佐銀二郎とともに無念流双璧とうたわれた篁守人、帰雁の柄をたたいて肩をそびやかした。
「未熟な手腕をもって刺客などとは片腹痛い。それにしても、きやつかっぷくに似ずもろかったなあ」
雨の矢をまっこうから向けて、守人は高だかと笑った。
しかし、これあ何も相手が弱いのじゃなくて、守人が人なみはずれて強いのだからしかたがない。久しぶりに生きてるやつをすっぱりやって、守人の腕もうなれば、帰雁も、鞘の中でひくひく動いている。
人を斬るとあとをひく。
あきらめられぬとあきらめた悲しい恋に苦しむ守人が、よしや血にすさんだとてもむりからぬ次第、考えてみれば御免安兵衛、今夜はまことにあやういところをのがれたわけで、帰雁に追いつかれたあとから、いくら「ごめんやす」