Classici giapponesi con furigana
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ていだいせいしょけんきゅうかいしゅうこうのじ
帝大聖書研究会終講の辞
矢内原 忠雄
Leggi 帝大聖書研究会終講の辞 (ていだいせいしょけんきゅうかいしゅうこうのじ) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 3943 caratteri · 8 schermate
全地をば美しい世界と為すためである。然るに一として神の御心を知る国民はなく、互に争って神の道を離れた。彼等は心に神を留める事を欲しないから、神も彼等を為すがままに放任して屠りに付し給うたのである(三四の二)。神にこうして見棄てられる事は最大の悲惨であり、最大の刑罰である(ロマ一の二四参照)。人類の歴史は戦争の歴史と言ってよき程であるが、何故かく戦争が一般的であるかといえば、それは彼等が神を心に留めないからである。彼等は預言者に聴かず却って之を殺し、そうして破局に向って突進して行く。人類は行く処迄行かなければ、神の審判を学ぶことが出来ないのであろうか。
神の審判は世界全国民の上にある。その審判の内容は神に敵するものには刑罰、神を信ずる者には恩恵である。此の中神に敵する者に対する刑罰の方面を高調したのが第三十四章五節以下であって、イスラエルの宿敵エドムがその代表者として挙げられて居る。エドムは荒れ果ててペリカンと刺蝟と野犬と狼と妖怪の棲処になる。人間らしき人間はなくなってしまって、社会は荒れすさみ、平和と秩序は失せ、流血の大惨事が起るであろう。
之に対して神を信ずるイスラエルの輝かしき復興が第三十五章に預言せられて居る。