Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
う、えゝ旦那、失礼ですが二百文(もん)下さいまし、後(あと)の宿(しゅく)で一口やって最早(もう)一文なしでござりやす、えゝ、もう向うへ浅貝が見えます、それから只(たっ)た二里八丁、今までのような山阪(やまさか)ではござりません、えゝ奥様え、お足から血が出ましたね」
と二人の舁夫は煩(うる)さく附纒(つきまと)うて勧めて居ります。
二十三
文治はお町の足から血が出ると聞きまして、
文「町、何(ど)うした、足が冷(ひえ)るから一寸(ちょっと)躓(つまず)いても怪我をする、大分(だいぶ)血が出るな、足袋(たび)を脱いで御覧」
町「いゝえ、少しも痛みはしません、何(なん)の貴方、長い旅に是しきの事で然(そ)う御厄介(ごやっかい)になりましては、思ったことが遂げられませぬ」
文「これ/\舁夫(かごや)、駄賃(だちん)は幾許(いくら)でもやるから浅貝の宿(しゅく)までやって呉れ」
舁「へえ/\、なアに駄賃なんざア一合で宜しゅうござりやす、さア奥様お召しなせえ、駕籠の中でお足を御覧なせえまし、大した疵(きず)じゃアございやせん」
と急いでまいりますと、程なく浅貝宿。