Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate

Aozora Bunko

中(うち)、去年の秋から一人の剣術遣(つか)いが来て、頭を毒殺して其の子分を手下に従え、以前に優(まさ)る悪業(あくぎょう)、今じゃア其の侍が頭でござりやす、悪事に悪事を重ねた私(わっち)ども、此の苦しみを受けるのは天道様の罰(ばち)でござりやす、おゝ苦しい、旦那様早く殺して下さいまし」

と両手を合せたまゝ悶(もだ)え苦(くるし)んで居ります。

三十

文治は吉藏が懴悔話を聞いて、そゞろに愛憐(あいれん)の情を起し、共に涙に暮れて居りましたが、二度目に来た剣術遣いと聞いて、

文「待て/\確(しっ)かりしろよ、今いう二度目に来た剣術遣いの名は何(なん)というのだ、また幾人ばかりでまいったのか」

吉「確か、今頭になっているのは大伴蟠龍軒といいました、今一人はもと医者だそうです」

文「その名は何(なん)と申したぞ、これ/\今一人(いちにん)の名は何と……」

吉「あゝ苦しい、いゝゝゝ今一人(ひとり)は確か秋田……」

文「これ吉藏、吉藏」

と呼べども答えはございませぬ。

文「はて、これも縡切(ことぎ)れたか、自業自得とは云いながら二人(ににん)の舟人(ふなびと)に死別(しにわか)れ、何処(どこ)とも知れぬ