Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
乙「馬鹿野郎、こんなに日が当って居(い)るじゃねえか」
甲「でも己(おれ)の頭へ露が垂れたぞ、やア今日の雨は腐っていると見えて馬鹿に臭いなア」
と後(うしろ)を振向いて見ますと、糞柄杓(くそびしゃく)を担(かつ)いだ男が居ります。
甲「この野郎め、途方もねえ野郎だ」
同心「これ百姓、静かにしろ」
見物「何(なん)だ箆棒(べらぼう)め、糞の掛けられ損か、それ打込むぞ、やア御新造危(あぶね)え/\、此方(こっち)へお出でなせえ、やアれ危えッてば」
こゝぞと文治は打込もうと隙を窺(うかゞ)って居りますと、蟠龍軒は其の切っ先に怖れてか、じり/\後(あと)へ退(さが)ります。
見物「やア親爺(おやじ)、後(うしろ)は川だぞ、もう一足(ひとあし)で川だ、馬鹿野郎」
と口々に呶鳴(どな)り立てられて、元来卑怯未練な蟠龍軒、眼が眩(くら)んだと見えまして、五分(ごぶ)の隙もないのに滅茶苦茶に打込みました。文治はチャリンと受流し、返す刀で蟠龍軒の二の腕を打落しました。やれ敵(かな)わぬと逸足(いちあし)出して逃出す後(うしろ)から、然(そ)うはさせじと文治は髻(たぶさ)を引ッ掴(つか)み、ずる/\と引摺り出して、