Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
と気早(きばや)な連中は屋敷の内へ飛込もうと致します。
文「これ/\無礼を致すな、己にも心得があるから暫く静かにしていろ」
やがて文治は抜刀を携えたる若者の面前に膝を突いて一礼いたしますと、
役人「やい/\貴様は何者か、ぐず/\すると打切(ぶっき)るぞ」
文「はい、私(わたくし)は只今江戸表より流罪になりました囚人(めしゅうど)でござります、只今一同の囚人の大騒ぎを見るに忍びず、一旦鎮め置きまして段々仔細を聞きましたるところ、囚人に有勝(ありがち)の食料のこと、棄置かれませんゆえ、お役人様へお目通り歎願いたしとうござります、宜しゅうお取次を願います」
と落着き払って述立てました。
十五
文治の言葉を聞いて役人は目に角を立て、
役「何(なん)だ新入(しんいり)の囚人(めしゅうど)だ、生意気な奴だ、打据(うちす)えるぞ」
文「これはしたり、囚人一同の者に代り申上げます事故(ゆえ)、御無礼の段は御容赦下さいまして、一度はお聞済(きゝずみ)の上、お頭様(かしらさま)に拝顔の適(かな)いまするようお取計(とりはか)らいを願います」
役「小癪(こしゃく)な奴だ、新入の癖に一同の総代とは何事だ、えゝ面倒だ、切殺せ」