Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
不束者(ふつゝかもの)、何(ど)うか宜(よろ)しゅう」
という挨拶振(あいさつぶり)の芝居掛りなるに蟠龍軒は笑いを洩らして、
蟠「はゝゝ、奥女中の御挨拶は些(ち)と芝居めきますな、さて御前、お約束のお碁でございますが、私(わたくし)は瀧村殿に二目(にもく)置きますから、丁度御前様とはお相碁(あいご)でございましょう」
殿「いや、それは/\、なか/\強いの」
蟠「何(ど)うも御前、世の中には種々(いろ/\)の気性の方もあったもので、瀧村殿には僅(わずか)に三日や四日のお宿下(やどさが)りに芝居はお嫌い、花見遊山(ゆさん)などと騒々しいことは大嫌いで、只緩々(ゆる/\)と変ったお方と碁を打つのが何よりの楽(たのし)みとは、お年若(としわか)に似合わぬ御風流なことでござりますな」
殿「風流を好む女子(おなご)には、時として然(そ)ういう者もあるの」
蟠「時に御前、始めてのお手合せでござりますから、何か勝ちました者に御褒美を出すとしては如何(いかゞ)でございましょう」
殿「それも宜(よ)いの」
蟠「御前が万々(ばん/\)お負けなさる