Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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あしのうら

怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像

蘭 郁二郎

Leggi 怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像 (あしのうら) di 蘭 郁二郎 (らんいくじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.233 caratteri · 223 schermate

Aozora Bunko

つまり殺されたということになるのだが、それでは一体どうして殺されたのか。

最初に妹がいって見て、どうも様子が変なので、頓狂な声を出したんだから、そばにいた学生が馳つけて、脈をみると、既に止っている。そしてワーッと集まった野次馬の前で、その俯伏になっていたのを起してみると、その今いった匕首が、ささっているんだ』

『その学生は――』

『それは、その妹と一緒に、厳重に調べられたんだが、いくら叩いても埃一つでない、それに、そのグループが、そんな兇器は見たこともない、というんで、とうとうものにならなかったんだ』

『ふーん、……最初の学生が行った時は、既に死んでいて、而もその学生は嫌疑者にならぬ、というんだね』

『そうだ――』

『ふーん、……で、君はどう思うんだい』

『僕――にもわからないけど、ただその場所で妙な男を見たんだよ、あの山鹿十介だ』

『山鹿? ああそうか、いつか、君がひどい眼に会ったという――』

『そうだ、彼奴だよ』

『傍にいたんか』

『いや、二十間ばかり離れていた……』

『じゃ、駄目じゃないか』

『うん、でも、なんだか彼奴なら遣りそうな気がするんだ――僕があんまりいい感じを持っていないせいかも知れないがね――その山鹿が飛んで来て、お節介にも「どうしました」