Classici giapponesi con furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate
「ここに南京ねずみが十ぴき、そっくりそのままになっているから、これを使用すればいいさ。さあ、つれていってよ」
「天蓋見物は、よしたほうが安全なんですがねえ」
「テンガイだって。それは、どこのこと」
「つまり、天蓋ですよ。空よりもずっと上にあって、この国を包んでいるものですよ。その内側には空気がありますが、外側には空気がないんですよ。つまり天蓋が、境になっているんです」
「見たいね。そういう話をきくと、よけいに見たくなる。さあハイロ君。天蓋見物にすぐでかけようよ、ね」三根夫の熱心にまけて、ハイロはついにしょうちをした。ふたりはもとのにぎやかな町へでた。その町をどんどん通り越して、町はずれといったところへでると、一つの妙な建物があった。それはかさが開いた松茸みたいな建物だった。もっとも屋上はたいらであった。
その屋上へでると、そこにはかわいいヘリコプターがあった。腰かけに、小型のヘリコプターを仕掛けたようなものであった。これに腰をかけ、肘かけのところにあるいくつかの操縦釦をおせば、空中を自由自在にかけまわれるのだった。
ハイロは、ヘリコプターを二台借りた。もちろんその一台には三根夫をすわらせ、バンドでしばりつけた。