Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate

Aozora Bunko

ハイロはじぶんの身体にも、もう一台のほうをしばりつけ、かんたんな操縦法を教えた。

「こうすれば、立っていることもできるんですよ」

腰をかける座席のところをはずすと、そのまま立っていられた。着陸のときは、こうして立ったままおりるとぐあいがいいそうだ。

「さあ、のぼりましょう。ちょっと高いですから、目をまわさないように、わたしについていらっしゃい」そういってハイロがとび立った。そこで三根夫もつづいて操縦釦をおした。

「あ、これは愉快だ」身体がきゅうに軽くなった。すーッと空中へとびあがっている。頭の上と座席のうしろとにプロペラがまわっているが、あまり大きな音がしない。ぐんぐんのぼっていった。三根夫の感じで五千メートルぐらいのぼったとき、ハイロが横へきて、上を指した。

「ほら天蓋が見えるでしょう。格子の目のようになっていて、その上に何かのっているのが見えませんか」

「ああ、見える。なるほど、あれが天蓋か」

とうとう問題の天蓋のそばまできた。天蓋の構造がよくわかっていないと、とても脱出計画は成功しないのだ。三根夫は緊張の極、身体がぶるぶるふるえだした。

巨大なる天蓋