Classici giapponesi con furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate
そしでハイロの耳に、なにかをささやいた。ハイロは大きくうなずくと、目を皿のようにして、ガスコのほうへ一歩前進した。
「わしはガン人として、おまえさんに聞きただすことがある。おまえさんは、何の理由があって立入り禁止の天蓋をうろうろしているのかね」
「うむ。それは……」
と、ガスコは痛いところをつかれて、醜い顔をいっそうゆがめて、ことばにつまった。
「まだおまえさんに聞くことがある。おまえさんが、あそこへおいてきた長い筒は、あれはいったい何に使うものかね。あれは強力な信号灯のように見えるが、おまえさんは、あんなものを持って、ここで何をしていたのかね」
「ちがう、ちがう。そんな大それたものではない。それに、あれはおれの持ちものではなくて、ここで拾ったものだ」
ガスコは、しどろもどろの返答をしながら、目を横に走らせて三根夫をにらみつけた。
あの三根夫めが、ハイロにちえをつけたなとうらめしくてならないのだ。
「拾ったものだって。よろしい。ガスコ君とやら。それでは、でるところへでてじぶんで説明するがいいだろう。わしは、きみを警備軍へひき渡してやる」
「いや、おれがきさまらを警備軍へひき渡すんだ。