Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Leggi 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.879 caratteri · 246 schermate

Aozora Bunko

伴「おみね、成程手前の云う通り、何だかゴチャ/\話し声がするようだから覗いて見ると、蚊帳が吊って有って何だか分らないから、裏手の方へ廻るうちに、話し声がパッタリとやんだようだから、大方仲直りが有って幽霊と寝たのかも知れねえ」

みね「いやだよ、詰らない事をお云いでない」

という中に夜もしら/\と明け離れましたから、

伴「おみね、夜が明けたから萩原様の所へ一緒に往って見よう」

みね「いやだよ私ゃ夜が明けても怖くっていやだよ」

というのを、

伴「マア往きねえよ」

と打連れだち。

伴「おみねや、戸を明けねえ」

みね「いやだよ、何だか怖いもの」

伴「そんな事を云ったって、手前が毎朝戸を明けるじゃアねえか、ちょっと明けねえな」

みね「戸の間から手を入れてグッと押すと、栓張棒が落ちるから、お前お明けよ」

伴「手前そんな事を云ったって、毎朝来て御膳を炊いたりするじゃアねえか、それじゃア手前手を入れて栓張だけ外すがいゝ」

みね「私ゃいやだよ」

伴「それじゃアいゝや」

と云いながら栓張を外し、戸を引き開けながら、

伴「御免ねえ、旦那え/\夜が明けやしたよ、明るくなりやしたよ、旦那え、おみねや、音も沙汰もねえぜ」