Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きょうりゅうとう

恐竜島

海野 十三

Leggi 恐竜島 (きょうりゅうとう) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 98.662 caratteri · 199 schermate

Aozora Bunko

「たいへんです。恐竜の洞窟の中で、みんなが遭難してしまったんです」

「ロープが切れて、みんな崖の中段のところに、おきざりになってしまったんだそうだ。すぐみなさん、救援にいって下さい」

「それは大事件ですね。ロープだけでいいのでしょうか」

張は、冷静にたずねた。

「ロープと食糧とあかりと……それから薬がいる」と玉太郎がいった。

「ロープはいちばん大事なものだ。たくさん持っていく必要がある。そして早くだ」

マルタンは、何が大切だか、よく心えていた。

張子馬はうなずいた。そして水夫のところへ行って、

「おい、フランソア。ラルサン。もう酒もりは、おしまいだ。こんどはお前たち、出来るだけインチのロープを肩にかついで、あの密林の奥へ急行するんだ。分ったか、フランソアにラルサン」

と、二人の肩を、いくどもたたいた。

二人とも、首をぐらぐらしているだけで、張のいっていることが半分しか分らない面持であった。

「やい、やい、やい、やい……」

モレロが仁王のように立ち上った。

「おれをのけものにして、何をどうしようというんだ」

慾の皮

玉太郎もマルタンも、気が気ではなかったが、救援隊はそれから一時間のちになって、出発した。