Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
げさくしゃ
戯作者
国枝 史郎
Leggi 戯作者 (げさくしゃ) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 10.218 caratteri · 21 schermate
とこうバラケンにゆきやしょう。アッハハハハどうでげすな?」
「これはこれはお手軽のご挨拶、かえって恐縮に存じます」
「どう致しまして、反対だ、恐縮するのは私の方で。……さて、お訪ねのご用の筋は? とこう一つゆきやしょうかな」
「は、その事でござりますが、手前戯作者志願でござって、ついては厚顔のお願いながら、ご門下の列に加わりたく……」
「へえ、そりゃア本当ですかい?」
「手前お上手は申しませぬ」
「それにしちゃア智慧がねえ……」
「え?」と武士は眼を見張る。
「何を、口が辷りやした。それにしても無分別ですね。見れば立派なお侍様、農工商の上に立つ仁だ。何を好んで幇間などに……」
「幇間?」と武士は不思議そうに、
「戯作者は幇間でござりましょうか?」
「人気商売でげすからな。幇間で悪くば先ず芸人。……」
ツルリと京伝は頤を撫でる。自分で云ったその言葉がどうやら自分の気に入ったらしい。
「手前の考えは些違います」
「ハイハイお説はいずれその中ゆっくり拝聴致すとして、第二に戯作というこの商売、岡眼で見たほど楽でげえせん」
「いやその点は覚悟の前で……」
「ところで、これ迄文のようなものを作ったことでもござんすかえ?」