Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
はせくらじけん
支倉事件
甲賀 三郎
Leggi 支倉事件 (はせくらじけん) di 甲賀 三郎 (こうがさぶろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 204.697 caratteri · 406 schermate
。本事件解決の重大な鍵の一つはこの人が握っていたと云って好い位だったので、証人として数回法廷に立たねばならなかった。人に情をかけたのが、反って仇となって、詰らぬ目に遭ったと云う訳だ。
神戸氏は大きな口をきっとへの字に結んで、眉のあたりに不快な節の隆起を見せながら、古我判事の前に腰を下した。
問 証人は小林貞の父より交渉あった事を支倉に申したか。
答 そうです。その趣を話し如何なる処置を執るかと支倉に告げました。
問 支倉は何と答えたか。
答 謝罪する又病人を治してやると申しました。父と云うのは正直な男で、初めは謝罪と病気治療で済ますと申して居りました。
問 其後交渉は如何に為ったか。
答 彼は弟定次郎は労働者だから成るべく事実を知らしたくない。知らすと無理な要求をするかも知れないと申して居りましたが遂に弟に話したと見え、弟一人か又は二人一緒に、私方へまいりました。
弟定次郎が蛇の道は蛇で支倉の悪事に感づいた事が、思えばこの事件の起る原因だったのだ。支倉は彼の脅迫を恐れて貞を殺したのだろうか。
神戸牧師の証言は縷々として続く。
答 支倉を呼び寄せて小林の申出を話すと、少しの金は出来るけれどもそんな大金は払えぬと申しました。