Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate

Aozora Bunko

んじゃア有りまへんか」

甲「いや前に取押えて入牢申し付けたは清左衞門と申す者じゃ」

是から清左衞門をお呼出しに相成りまして、

甲「兄弟で有るから能く肖て居るが、能く見ろ違うて居るだろう、篤と面体を見定めよ」

という御沙汰で、紅梅は熟々両方を見較べて清左衞門に向い、

紅「まア何うも済まない、堪忍してお呉んなはいよ、肖てえるったって本当に能く肖て居るんだものを、成程貴方の方が少し老けて居りますが余り能く肖て居るからお前はんだとばかり思って済まない事をしましたが、此ん畜生、宅の人に毒を盛って是はお上のお上りの御酒だから惜しいんだなんぞと云やアがって、そんな高い処に上げて置かずに此処へ下してお呉んなはいよ、私ゃアしがみ附くよ」

甲「控えろ、仮令三寸不爛の舌頭を以て陳じても最早逃れられぬぞ、是なるは番人喜助の女房梅で有る、見覚えが有るか何うじゃ」

と云われ流石の園八郎も差迫って紅梅を見てこう下を向いて居ります。

甲「何うじゃ、是にても尚陳ずるか、相違有るまい何うじゃ」

園「え、恐入りましてございます」

甲「縄打てえ」

と云うとトンと縁から下へ突落されると直にバラ/\と来て縄を掛ける。