Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate

Aozora Bunko

清「はゝア」

と残念そうな顔をしてずっと首を擡げました。

豐「其の方は何歳だ」

清「四十九歳に相成ります、へえ…」

豐「昨年十一月三日八ツ半時と申す事じゃが、番人喜助方へ参って小さい徳利を持ち銘酒だと云って喜助に毒を飲ませたに相違あるまい、真直に白状致せ」

清「恐れながら手前毛頭覚えがございません、はい何故に毒を盛りましょうか、何等の人違いか、頓と解りません、侍でござる、仮令浪人しても汚名は厭います事で、如何にも残念に心得まする、何故斯様な事を申すか頓と相解りません、神に誓い決して人を毒殺いたすなどゝいうは毛頭覚えのない事、御推察下さるように」

豐「其の方何様に陳じても、是なる遊女紅梅は貞節なる心から致して夫の敵が討ちたいばかりで遊女になり、其の侍を取押えて上に厄介を掛けても亭主の仇を討ちたいという精神から致して漸く尋ね当てた事である、迚も逃れる道はない、さア何方に於て毒薬調合致したか、それを申せ」

清「はい、どうも思い掛けない事で、毒薬調合などというは容易ならん事で、医者としては、仮令君父の命たりとも毒薬調合はせぬのが掟、夫故医者に相成る