Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate

Aozora Bunko

妻「本当に旦那の云う通り、して若い中から余り丈夫でないから今年五十四になって、殊におとみが彼アいう訳になってから、なお/\ヨボ/\して来てねえ、然うしてお前のお父さんの処へ送り届けなければならないと心配して居ますが、只た一人の娘を失したから何ならお前さんを家の娘に貰いたい位で、何しろ話して下さいな」

とだん/\親切に夫婦が尋ねますからお筆は、胸に迫り、繻絆の袖で涙を拭きながら、

筆「はい、はい、誠に御心配を掛けて済みません、それでは申上げますが私は築地小田原町に居りまする下河原清左衞門と申す浪人ものゝ娘でございます」

孫「なに下河原、フム御浪人だね、築地小田原町で……お母さんもお達者かえ」

筆「いえ、私が四つの時に亡なりまして、親父の丹精で是までに成長致しました」

孫「おゝそれでは尚更案じて居ましょう、早くお知らせ申さなければいけない、これよ時藏や」

時「へえ」

孫「えー築地小田原町で何とか云ったのう、うむ下河原清左衞門と云うお方だ、其の娘でな……お名前は何とお云いだね」

筆「ふでと申します」

孫「まアおふでさんかえ……お前一つ下河原さんへ行って、実はお娘子のおふでさんが永代橋から身を投げた