Classici giapponesi con furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate
ア、水を汲んでやります」
女「焼豆腐を煮てやりたいと思うが、勘次、お前出来るかえ」
勘「えゝ出来ますとも私が煮て上げましょう」
女「お前に煮られる者か」
勘「煮られなくって、七輪を此処へ持って来やしょう」
女「そうだねえ、まア火を煽してお呉れ……消炭を下へ入れて堅い炭を上へ入れるのだよ、あら、鍋が空じゃアないか、湯を入れて掛けるのだアね、旨くやんねえよ」
勘「宜うげす…それ七輪の火が煽って来た…徐々湯が沸立って来たぞ御覧じろ今に旨く煮てやるから一寸お塩梅をしよう」
女「おい、お前が何も塩梅しなくっても宜い、然うバタ/\七輪の下を煽がないでも宜いよ、お前のは他見ばかりして居るから、上の方で灰ばかり立って火が煽りゃアしない」
勘「なに、大丈夫だ今旨く煮て見せやす、ねえ姐さん/\」
女「何だい」
勘「裏のお筆さん位美い女は沢山はありませんねえ」
女「あゝ美い嬢だねえ、人柄がいゝねえ」
勘「女が美くって人柄が宜い上に、一寸気が利いて、親孝行で、あんな好い娘はありませんぜ」
女「可哀想にあの位の器量をもって…」
勘「ありゃア姐さん、親父さんが死んで仕舞うと却って助かりますぜ」