Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate

Aozora Bunko

事が、翌日の日暮方に分りましたので、

山「何ともお気の毒様で申そう様もございません」

又「いや私も今聞きましたが、山之助さん、まア情ないことに成りました、私は盗人に胸倉を取られて居る、惠梅は取られた胸倉を振切って先へ駈下りたなれどなア、女子で足は弱し、悪い奴に取囲まれ、切られて死んだかと思えば憫然じゃなア、月岡の寺へ葬りになりましたとは知らずに居りましたが、左様かえ、致し方はない、何うも情ないことで」

山「誠にお気の毒様、嘸お力落しでございましょう」

又「年を取って女房に別れるは誠に厭な心持じゃア、大きに御苦労を掛けましたが何うも仕方がない、不思議の因縁じゃアに依って山之助さん、お前さん方も月岡まで寺参りに往って下さい、私も比丘を葬りました其のお寺で法事でも為て貰いたい、よく/\因縁の悪いと見えてまア是れ情ない、出家を遂げても剣難に遭うて死ぬは、何ぞ前世の約束で有りましょう、実に胸が痛うて成らん、お酒を一杯下さらんか」

と其様な事を云っては酒ばかり飲んで居りますが其の夜部屋に這入って寝ますと、水司又市はぐう/\と空鼾を掻いて寝た振りをして居ります。