Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
山「あい決して忘れやしません、姉様確かりして下さいよ」
やま「若しお父様が御無事でお帰りが有ったら、私は災難で悪人の為に非業な死を致しました、一目お目に懸らないのが残念だと云って、お父様に先だつ不孝のお詫をしてお呉れ」
と後を言い残して、かかかかかっと続けて云うのは、咽喉が涸くから水をと云いたいが、口が利けなくなって手真似を致します。伯父が是を見て、
多「咽喉が涸くだから、水を飲ましたら宜かろう」
と手負いに水を与えてはならぬと申す事は素より心得て居りまするが、伯父は心ある者で、もう迚も助からぬから、臨終の別れと水を飲ませるのが此の世の別れ、おやまはそれなり息が絶えました。これを見ると山之助はわっと其の場に泣倒れます。なれども伯父は、
多「何うも致し方が無い、幾ら泣いても姉の帰るものじゃアないから諦めるが宜い、若し貴様が煩うような事が有っては己が困る」
と云い、村方のお百姓衆も色々と云って山之助に力を附け、漸くの事で村方の寺院へ野辺の送りを致しました。
四十五
扨お話二つに分れまして、丁度此の年越中の国射水郡高岡の大工町、宗円寺といふ禅宗寺の和尚は年六十六歳になる