Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
お話を聞きました。彼方此方を見ながら水司又市がぶらり/\と通掛りますると、茶屋から出ましたのは娼妓でございましょう、大島田はがったり横に曲りまして、露の垂れるような薄色の笄の小長いのを挿し、鬢のほつれ毛が顔へ懸りまして、少し微酔で白粉気のある処へぽッと桜色になりましたのは、別して美しいものでございます。緋の山繭の胴抜の上に藤色の紋附の裾模様の部屋著、紫繻子の半襟を重ねまして、燃えるような長襦袢を現わに出して、若い衆に手を引かれて向うへ行きます姿を、又市は一と目見ますと、二十五で血気でございますから、余念もなく暫く見送って居りましたが、
又「どうも実に嬋娟窈窕たる美人だな、どうも盛んなる所美人ありと云うが、実にないな、彼のくらいな婦人は二人とは有るまい、どうもその蹌けながら赤い顔をして行く有様はどうも耐らぬな、どうも実にはア美くしい」
と思って佇んで居りますと、後から女郎屋の若衆が、
若「えへ……」
又「何だい後からげら/\笑って」
若「如何様でございます、お馴染もございましょうが、えへ……外様からお尻の出ないようにお話を致しましょう、えへ……お馴染もございましょうがお手軽様に一晩お浮れは如何で、へい/\/\」