Classici giapponesi con furigana
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たぬきもんどう
文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会
鈴木 鼓村
Leggi 文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会 (たぬきもんどう) di 鈴木 鼓村 (すずきこそん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9992 caratteri · 21 schermate
私も兼て病気と聞き見舞に行きたいと思ったが、何をいうにも前述の如き仕儀なので、反て娘の為めに見舞にも行けず蔭ながら心案じていたのである、幸に心やさしい婢女の看護に、いくらか心をなぐさめられて、おしからざる命を生きながらえていました。左様、床には四ヶ月も居たろうか、すると驚いたのは母が現在自分の夫[以下、四字分の伏字あり]した事である。床中に呻吟してこの事を知った娘の心は如何であったろう、彼女はこれを聞てから病も一きわ重って、忘れもしない明治三十八年八月二十一日の夜というに、終にこの薄命な女は、呪うべき浮世を去ったのである、さすがの夫もまさかこの夜は傍に居たかと思いの外、この夕方女は咯血をして、非常に衰えていたのを見知っていながら、夫は母と共に外出して夜更けても帰って来ない、もう病人は昏睡状態に陥って婢中の腕に抱れていたが、しきりに枕の下を気にして口をきこうとして唇をかすかに動かせども、もう声が出ない、またもやしきりに烈しく血を吐いたが遂にそのまま睡るが如くに息は絶えた。間もなく二人は帰って吃驚したがそれ程にも悲しい様子でもない、早速実家の父親へ使を走らして、飛んで来た