Classici giapponesi con furigana
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かわのうえのしょくば
日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)
大江 鉄麿
Leggi 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) (かわのうえのしょくば) di 大江 鉄麿 (おおえてつまろ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 2585 caratteri · 8 schermate
市立共同宿泊所
とさつ場のようにむんむんとしたいきれ、悪臭がふんと鼻したにたれてくる。
ひとつひとつの寝台が継歯のように波立っている。
堂々と街ののど笛に背筋を暗く震わしている鉄筋コンクリトの四階建。
まるで寄生蟹のように茶溜小屋でうごめいている宿泊人の群、
どぶ酒くらったずくさい息をはきながら
遠く北海道の釧路のかんごく部屋からにげてきたという北海熊、朝鮮のはしから渡ってきた韓、十二のとしに九州から売られ歩いてきたやもめ源、白いめしが食えねえで津軽から追われてきた勝おじい
いたるところの郷々からこの街へ裸一貫で流れ踏んでゆくおとこたち。
どろどろととけたように空気のしめった部屋
十しょくの光りが冷めたそうにおとこたちの胸板をてらしている
なかみのこみでたせんべ布団
ぎしぎしと骨をつきさすように鳴る寝台
じみじみとうごいて、とまりもののからだにくらいついて血をすすっているしらみ、
おちおちと朝までねいられない新米ども、
ここを根じろにしている市井のごろつきども。
火のような市街をよそにしんしんとした夜が共同宿泊所をつつむ
うつふせ死んだようにねいっているおとこたち
部屋部屋にメタンガスのような体臭を嗅ぎ、