Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 13.809 caratteri · 28 schermate
って云う口調のいい可愛い詩があったもんで首をふって調子をとりながら赤い可愛いかっこうの本をなでながらうたってました。
そいから古い錦絵のうつしかけを又かきました。胡粉をぬりすぎたんで妙なかおになっちゃったんですの、まるで色のくろい人がデゴデゴに白粉をぬったようにネー、一人で笑ってたんですよ、「まるでそれじゃあせっかくのおひいさまも半分はきりょうがわるくなるってネ」一緒にかかえて来たロビンフード物語りと「花月雙紙」をよみました。「花月雙紙」は少しわからないとこが有るんでノートに書きぬいて置きましたけど、母も又おなかがいたみ出したと云ってきのうから居るんでこのあついにツキつけてきくわけにもいかず、自分がうごくのが一寸面倒だったんで、……ほんとにこんなにあつくっちゃあ、坐ったらもううごくのがいやですものネ――。いくら細い人だってそうだろうと思うんですけーど違うんでしょうか。
だれだっけかが云いましたけど、世の中で熱にあって縮まるものは焼物だけだってネ、三分ノ一ぐらいちぢまってしまうんですって。
私もやきもんじゃあないと見えてまるでうじゃじゃけたようにふくれてるんです。