Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 15.424 caratteri · 32 schermate
四月二十五日
四月二十六日
五月十二日
五月二十四日
五月二十五日
瞬間の夜の活々した印象。
○けんかをしてしまうことの平凡さに堪えぬ自分の心持、そこから湧く忍耐心。生活の打算。
「ベネチアの客死」トーマス・マン 初めの二頁、或味を感ずる。
四月二十五日(土曜)雨。
退院す。
〔欄外に〕ひどい雨風、一とおりならず。
四月二十六日(日曜)
やっと家にかえったような心持がする。即ち外へ出たという心持がする。
きょうは天気。
スエ子と家のまわりを散歩して裏に二十三円の小さい家を見つけ、そこを勉強部屋にしようかと思う。
栄さんと相談する。公判まではやめた方がよろしかろうと。その通りにしたがう。
五月十二日(火曜)
『中央公論』に「わが父」、二十三枚ばかり書いた。
五月二十四日(日曜)
初めて宮本から私宛の手紙来、
「大変しばらくだね」
「どうか元気で立派な仕事をするように。」
五月二十五日(月曜)
咲、太郎をつれて面会に行ってくれる。
宮本壊血病になっていた。もう段々恢復には向っているらしいが。
齦から出血した由、熱が八度以上出て、風邪だと思い、イ者は例によってあの調子故、無理をして五月二十四日から病カンに入っていた由。
十六貫五百匁ぐらいの体になり、私が知っていたいつか頃より大きい体になっていて、そして壊血病などになっているのかと思うと、ますますくちおし。