Classici giapponesi con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Leggi 日記 (にっき) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 15.424 caratteri · 32 schermate
四月二日
見通しをしっかり立っていない感じ。窪川たちに会えず様子が分らないが、一人一人きりはなすと、あんな風なのかしら皆。作家と劇団の人々のことを比較して考えた。自分が一年の間にためて出来たが、まわりの方は、何だかグダグダしているという感じだ。この食いちがった感じが、即ち情勢に通じぬというわけか。
〔欄外に〕スエ子、私と家をもつことにきめている。
四月二日(木曜)
○病院というところは落付かぬものであるのにびっくりした、もっと、落付いているかと思ったが。我家ほど落付くところなし、そのわが家がないのだから問題にもならぬが。
○友達の中にかこまれる心持。○家族の中にある心持。この二つは大変ちがい、自分は前者に渇している。
○古田中さん、孫をつれて来る。顔色わるし(もっと勉強した話をききたい。)
○金ちゃん、昼すぎから来て夜八時半まで。林町へ訪ねて行った由。ハカマをつけ、出京した適齢年者という形。
○栄さん、見事なセロリー、サラダ、かしわ餅、日記その他を買って来てくれる。健造がもう小学校へ通うことになった。元から考えていたので、テーブルを見て貰うことをたのむ。本の立てかえを一部分かえす。