Classici giapponesi con furigana
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めいあんよめもんどう
明暗嫁問答
山本 周五郎
Leggi 明暗嫁問答 (めいあんよめもんどう) di 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 20.984 caratteri · 43 schermate
「お断わり申します、わたくし小父さまにはご恩になりました、小父さまにはどんなことをしてもお返し申さなければならないと思いますけれど、小父さまの亡くなった今、あなたにはなに一つ云われる義理はございません、どうか帰って下さいまし」
「侍屋敷に飼われてたいそう気が強くなったな、こっちもなが居はしたくねえのだ、さあ早く支度をするがいい、更けると外は物騒だぜ」
「たとえ殺されても、お笛はここを出は致しません、早くお帰りなさいまし、さもないと声を立て人を呼びます」
「やってみな」長吉はにやりと嘲笑した、「人の来るのが早いか、おれがおめえを担ぎ出すほうが早いかためしてみよう、お笛、じたばたするなよ」
そう男が云って立上るとたん、お笛は身を翻えして障子をひき開けた。するとそこに、勘太夫が立っていた、お笛も驚いたが、長吉の驚きはいっそうである、彼はあっと云ってとびあがろうとした、しかしさすがにその道の者だ、もう逃げてもいけないと思ったのだろう、眼を光らせてにたりとふてぶてしく笑うと、そこへどっかと大あぐらをかいた。
「夜更になにを騒ぎおるか、見苦しいぞ」勘太夫はそう云いながら入って来た、「そこにいる