Classici giapponesi con furigana
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そがのあばれんぼう
曽我の暴れん坊
Leggi 曽我の暴れん坊 (そがのあばれんぼう) di Sakaguchi Ango (坂口 安吾) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9123 caratteri · 19 schermate
「うまいゴチソーがあるかね」
「大丈夫だ。料理屋だから」
「それは心強いな。しかし、兄貴は意外なところに味方があるんだね」
「そこの一人娘がオレの恋人だ」
「またか」
五郎はガッカリした。
五郎はゴロツキ兄は女に精だすこと
大磯は当時このあたりで最も繁華な遊び場であった。大昔からの遊び場だ。
遠い昔、西を追われたらしい高麗の豪族の一族郎党大人数が、舟で逃げてきて、ここに上陸した。今でもここに高麗神社があり、彼らにとってはここは記念すべき上陸の聖地だった。そして多くの者はそれぞれ奥地へ住み移って土着したのであるが、かの有名な武蔵秩父の高麗村の高麗家の記録にも彼らの祖先が大磯に上陸したということが語られているのである。
大多数は奥地へ散ったが、少数はこの地にとどまり、街道筋の旅人に商いをやり、今日の駅前マーケットのようなものを組織していたのだ。
ところが源氏の天下になり、鎌倉に幕府ができて、京と鎌倉のレンラクで東海道が日本一の幹線道路になったから、大磯マーケットはみるみるふくらんで、鎌倉近辺で第一番の遊び場になったのである。
このマーケット代々の親分、大磯の長者、目下の長者は女将であるが、その一人娘を虎という。