Classici giapponesi con furigana
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そがのあばれんぼう
曽我の暴れん坊
Leggi 曽我の暴れん坊 (そがのあばれんぼう) di Sakaguchi Ango (坂口 安吾) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 9123 caratteri · 19 schermate
夜中にどうした」
「明日頭を丸めて坊主にするというものですから逃げてきました。坊主になっては父の仇も討てませんからね。坊主になる代りに元服したいと思うのですが」
「それがよい。では即刻鎌倉へ参り北条どのにお願いして烏帽子親になっていただこう」
その夜のうちにうちつれて出発、北条時政を訪ねて元服の式を終り、ここに箱王は五郎時致となった。
兄弟は大喜び。いよいよ力を合せて父の仇討ちに精を入れようというわけで、まず元服の報告に母を訪ねると、喜んでくれるかと思いのほか、母はにわかに顔面蒼白、気を失わんばかりによろめく身体をようやく支えて、
「出家して父の後生を弔ってくれるかと思いのほか、一人ぎめの元服とは言語道断。私には箱王という子供はあったが、五郎時致なぞという子供はありません。母でも子でもない。ただいま勘当いたすから、心を入れかえて出家するまでは二度と母に顔を見せてはなりませんぞ。五郎時致なぞは野たれ死するがよい」
即坐に勘当されてしまった。
女難により居候失脚のこと
勘当の五郎を放っておくわけにいかないから、十郎は弟につきそって、親類を転々と居候して歩いた。