Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
そうで、随分牢へは差入物をよこす人もあるが、爺の所へ見舞(みめえ)に来て下すったはお前(めえ)さんばかりで、私(わっち)のような乱暴な人間でも恩を忘れたことはねえから、旦那え、これから出入(でいり)の左官と思って末長く目をかけておくんなせえ、お前(めえ)さんに金を貰ったから有難いのじゃアねえ、お前(めえ)さんの志に感じたからどうか末長く願います」
と云うので、文治郎が盃を取って亥太郎に献(さ)して、主(しゅう)家来同様の固めの盃を致しましたが、人は助けておきたいもので、後に此の亥太郎が文治の見替りに立ってお奉行と論をすると云うお話でありますが、次回(つぎ)にたっぷり演(の)べましょう。
八
業平文治が安永の頃小笠原島(おがさわらじま)へ漂流致します其の訳は、文治が人殺しの科(とが)で斬罪(ざんざい)になりまする処を、松平右京(まつだいらうきょう)様が御老中(ごろうじゅう)の時分、其の御家来藤原喜代之助(ふじわらきよのすけ)と云う者を文治が助けました処から、其の藤原に助けられまするので、実に情(なさけ)は人の為ならでと云う