Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
此の証文を御覧(ごろう)じろ、此の通り書いたものが物を云う、三百両と書いてありましょう」
文「少々拝見致します」
と文治郎は手に取って見ると、成程友之助の云う通り金の字と百の字との間に無理に押込んだ三の字が平ったくなっている、不届至極の奴と文治郎ぐっと癇癪が高ぶりましたなれども顔を和(やわ)らめて
文「成程、これは三百両、能くまア三百両という大金を友之助風情(ふぜい)へ御用立(ごようだて)下さいました、先生、これは三百両となりましては友之助にはとても返済にはなりませんが、万一返済の出来ぬ時はお村をお取上(とりあげ)で、それで御勘弁に相成りますので」
蟠「左様さ、金を返さぬければお村を上げると当人が云ったから抵当(かた)に取上げます」
文「とても友之助には返済は出来ません、手前も償(つぐの)う力もありません、お村をお取上で御勘弁になりますか、御舎弟様に一応お聞きを願います」
蟠作「当然(あたりまえ)のことだ、手前は掛合に来るに何故金を持って来ない、片々聞(かた/″\ぎき)では事柄は分らぬ、金を返さぬでお村を返せと云って誰が返す、お村を取返すなれば金を拵(こしら)えて持って来て云え、煙草一吹(いっぷく)喫(の)む間後(おく)れゝばお村は返さぬから、左様心得ろ」