Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

蟠「無礼な事を云ってはならぬ、人の腰の物を借りて質に置くというのは無礼至極だろう」

忠「そうですか、貴方の刀ではございますまい、小野庄左衞門の」

蟠「これ/\大きな声をしてはならぬ」

忠「お貸し下さらんければ宜しゅうございます、一旦金などを貸して下さいと云って貸して下さらぬというと来悪(きにく)くなりますから、御無沙汰になります、手前も一杯飲みますから、うっかり飲んで、口が多うございますから、打敲(ぶちたゝ)きをされゝばお茶の水の事や何か喋(しゃべ)れば貴方の御迷惑になろうと思います」

蟠「フン、だが此の刀を持って質に入れられては困る、他から預って居(お)る金を融通しよう、いろ/\それに付いて貴公に頼む事がある、貴公も私の悪事に左袒(さたん)して、それを喋って意趣返しをしようということもあるまい、お互いに綺麗な身体にはならないから、もう一と稼ぎしようじゃないか」

忠「どういうことでございます」

蟠「家(うち)じゃア話が出来ないから、今に舎弟が帰るから亀井戸の巴屋(ともえや)で一杯やって吉原へ行(ゆ)こう」

忠「取り急ぎますから金子を拝借します」