Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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むさしたびにっき

武蔵旅日記

山中 貞雄

Leggi 武蔵旅日記 (むさしたびにっき) di 山中 貞雄 (やまなかさだお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.659 caratteri · 27 schermate

Aozora Bunko

T「そりゃ、宮本武蔵サ」

甲が、いやいや、

T「白倉先生も

強いぞ!」

乙がナニッ、

T「よしッ一番

賭けよう」

と気が早い。

面白いと甲も乗り気だ、が金は無し。

T「金あるか?」

乙が「無いから、仕方がねえ」

T「負けたら

着物をぬぐんだ」

ようし来たと甲。

わいわい言って居る。群集の先頭で団九郎生きた心地がしない。(F・O)

S=吉原神道流剣道指南

白倉源五左衛門の看板

S=道場の表

格子窓から覗き込んで居る人々。

遊び人甲乙も居る。

S=道場内

用意万端整えて白倉、悠然と進み出る。団九郎も武蔵に襷鉢巻を結んで貰って中央に現われた。

固唾を呑む門人とおしま。

武蔵は例の微笑を浮べて、片隅で見て居る。

団九郎と源五左、一礼してサッと分れた。

団九郎二刀を振りかぶって勇ましい姿。

と忽ち、

団九郎、一つコツンと叩かれた。

オヤオヤと驚くおしま。

続いて、二ツ三ツ。

兎も角、団九郎、無茶苦茶に叩きのめされ逃げ廻っては又叩かれ、

(三枚目的な立廻りよろしく)

遂に、長うなってしまった。

おしま、げっそりした。

源五左せせら笑って団九郎を足で踏み、

T「これが日本一かッ」