Classici giapponesi con furigana
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むさしたびにっき
武蔵旅日記
山中 貞雄
Leggi 武蔵旅日記 (むさしたびにっき) di 山中 貞雄 (やまなかさだお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.659 caratteri · 27 schermate
顔で御座ろう?」
団九郎が、
T「貴様の面こそ
敵面だ!」
家臣共はどちらが敵だか分らない。
殿様も分らない。
で、
T「面倒だ
両人共斬り捨てえ」
ハハッと家臣、今度は、二人に斬り付ける。
サア、二人は蒼くなった。
敵同士が協力して戦う。
宿を出た武蔵がやって来た。
既に、危い二人を救けて、
家臣共を尽く川へ投げ込み、又は打ちのめし、最後にお殿様をチャチャクチャに叩き付けてフラフラになったお殿様の首筋掴んで、
T「仇討の熱病
患者奴!」
と橋の上から川の中へ投げ込んで、
T「熱を
冷まして来い!」
と叫ぶ。
T 翌る朝
S=通り――屋敷町
登城の途の若侍五名、
フト立ち止る。
彼方で、
団九郎と文六、すれ違った。
文六、
T「珍しや
父の敵
早水団九郎!」
オヤッと若侍、急ぎ足に二人の傍へ。団九郎、見事な、敵だ。
T「片腹痛い
返り討ちだ!」
と両方が、ズラリと抜刀する。
若侍五人が、思い出した。
立札の大写。
ズラリと抜刀して、
T「助太刀致す!」
と待ってました、とばかり
団九郎、刀担いで、逃げ出した。
卑怯者ッ、とばかり、文六と若侍達後を追う。
追い駈ける若侍。