Classici giapponesi con furigana
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さつじんきょうのはなし
殺人狂の話
浜尾 四郎
Leggi 殺人狂の話 (さつじんきょうのはなし) di 浜尾 四郎 (はまおしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 10.549 caratteri · 21 schermate
ムシュウ・プランシェはその男の気のつかない所で前から働いていたのだ。
プランシェ夫人も必死になって夫の方に逃走するとその男――ヴァッヘル――もあとから追いかけて来、とうとうムシュウ・プランシェとまともに向い合った。おそろしい格闘が二人の間に行われたが、その間に、フェルナンドという七歳になる児は勇敢にも石を取ってヴァッヘルに向い父の加勢をはじめた。
一時はヴァッヘルの力強く、戦はどうなるかと見えたが、幸にもその近くにいた樵夫が二三名かけつけ、とうとうその男を取押える事が出来たのである」
彼はそれからツールノンの獄に送られ、そこのマヂストレートに調べられたが、単なる傷害罪という名のもとに数ヶ月の獄舎生活をはじめる事になったのである。
然し当局は、彼の過去について捜査を開始した。彼がプランシェ夫人をおそった動機から考えて似たような犯罪があるにちがいないとにらんだのである。
ジュルナール・ド・ヴァランスの記事はベリーのマジストレートのフーケー氏の注意を著しくひいた。実にフーケー氏は、二年前即ち一八九五年の八月にブノンスで行われた殺人事件の犯人を極力捜査して空しく手をひいた人である。