Classici giapponesi con furigana
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
Leggi 比較神話学 (ひかくしんわがく) di 高木 敏雄 (たかぎとしお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 177.624 caratteri · 348 schermate
ホメロスの『イリアス』に比較す可き、一個の叙事詩の長篇にして、全篇悲惨の調を帯び悲哀惨憺たる記事を以て満たさる。その歴史的後景は、勿論両民族の葛藤にして、実際に於て、必ず歴史的の原因ありしに、相違なかる可きも、単に詩篇の表面上より、之を観察するときは、全篇を通じて、総ての事件の曲折、凡ての悲惨痛傷の恨事は、恰かも一篇の糸に繋がれたる真珠の如く、曾て犯されたる一個の罪悪に、其源を有するを見る。新謂「ニーベルングの宝」、これ即ち総ての不祥の根源なり。如何にして此宝が此の如き不祥の原因となるに至りしや。神話の語るところは、凡そ下の如し。
オーディン、ローキ、ヘニールは凡て、日耳曼神話に於て、最初の世界主宰神と称せらるる者なり。此三神甞て相共に、アンドワリの瀧を見んとて、出で行きぬ。アンドワリは、日耳曼神話の特色の一たる侏儒の一にして、其時恰かも、※魚の姿に変して、魚を探し居たり。岸上には、フライドマルの子オツール、河獺の姿に変じて、鮭を食い居りたり。悪戯を好むローキ神は、石を役げて、此オツールを殺しぬ。此夜三神偶然にも、フライドマルの許に、宿を求めしが、その河獺の皮を、携え居たるによりて、直ちに其日の罪悪を看破せられ、フライドマルと其子ファフニール、レギン二人三神に向って、オツールを殺せしその罪悪の贖科として